DW DW-9002PC
賛否はあると思いますが、基本的にDW9000は良いペダルであると認識されていると思います。
そこで、本記事ではあえてネガティブなところを挙げたいと思います。
- ビーターが調整しにくい
- ビーターの強度が弱い?
- シャフトが少し短い
1. ビーターが調整しにくい
ペダルをバスドラムに取り付けたままでは、左側のビーターが取り付けにくくなっています。(右側も少し取り付けにくい)
もっとも、ビーター用のメモリーロックを使えば一応解決しそうですが。
2. ビーターの強度が弱い?
懸念点は2つあります。
1つはこちらのように、打面にビーター痕が残ってしまっていることです。
Pearl Quad Beaterでは痕は残りませんでした。
もう1つはビーター固定ネジの傷が出来てしまっていることです。
上記2点から、ビーターの強度はやや不安があり、引いては音への影響もありそうです。
3. シャフトが少し短い


画像はDW KitBuilderにて作成
1バスに取り付ける程度の長さなら十分にあるのですが、2バス風に取り付けるとなるとやや長さが足りなくなるかもしれません。
少なくともPearl P-2002Cのものより短いです。
総括
ネガティブな点を挙げてみましたが、やはり音質面・操作性ともにに良いペダルだと思います。
パワーでは他メーカを寄せ付けないと思いますし、軽い操作性からセンシティブな音も出しやすいです。
とはいっても、これしかあり得ないとまでは思いませんが。
是非、試奏してそのクオリティを確かめてください。
シングルペダルのDW9000PBもどうぞ。
dw DW9000PB