2011年11月26日土曜日

DW DW-9002PC ツインペダル レビュー

DWのツインペダル DW-9002PC のレビューです。


DW DW-9002PC



賛否はあると思いますが、基本的にDW9000は良いペダルであると認識されていると思います。
そこで、本記事ではあえてネガティブなところを挙げたいと思います

  1. ビーターが調整しにくい
  2. ビーターの強度が弱い?
  3. シャフトが少し短い

1. ビーターが調整しにくい


ペダルをバスドラムに取り付けたままでは、左側のビーターが取り付けにくくなっています。(右側も少し取り付けにくい)
もっとも、ビーター用のメモリーロックを使えば一応解決しそうですが。


2. ビーターの強度が弱い?

懸念点は2つあります。


1つはこちらのように、打面にビーター痕が残ってしまっていることです。
Pearl Quad Beaterでは痕は残りませんでした。


もう1つはビーター固定ネジの傷が出来てしまっていることです。
上記2点から、ビーターの強度はやや不安があり、引いては音への影響もありそうです。


3. シャフトが少し短い




画像はDW KitBuilderにて作成


1バスに取り付ける程度の長さなら十分にあるのですが、2バス風に取り付けるとなるとやや長さが足りなくなるかもしれません。
少なくともPearl P-2002Cのものより短いです。


総括

ネガティブな点を挙げてみましたが、やはり音質面・操作性ともにに良いペダルだと思います。
パワーでは他メーカを寄せ付けないと思いますし、軽い操作性からセンシティブな音も出しやすいです。

とはいっても、これしかあり得ないとまでは思いませんが。
是非、試奏してそのクオリティを確かめてください。

シングルペダルのDW9000PBもどうぞ。

dw DW9000PB

2011年10月18日火曜日

電子ドラム 増設 YamahaのタムホルダーをRolandの電子ドラムスタンドに取り付ける。


YAMAHA DTX Multi 12を取り付けようとして、YAMAHA CL940LBRoland MDS-25に取り付けた写真です。問題なく取り付けが出来ました。

また、TD-3KW-SのスタンドMDS-3C(写真中右)にも取り付けることが出来ました。

電子ドラム 増設 失敗談 Roland TD-20X Yケーブルを使って1chに2パッドで入力したかった。その2

この記事の続編です。先にそちらを御覧ください。本記事も失敗談です。

  1. 考察
  2. 工作
  3. 結果
1. 考察

件の失敗で考えました。これならイケるんではないかと…。


 この配線を実現するために変換コネクタを作成しました。


2. 工作


用意したもの(左)
これらをハンダ付けし、TipとRingを入れ替えるTRSコネクタを作成しました(右)。

回路図もどき的にはこちらの通り。
これとCLASSIC PRO YSP221を併用し、想定した配線を実現しました。


3. 結果

失敗…だと?
Head-Head(上図赤線)は問題なく発音しましたが、Rim-Rim(青線)は発音しませんでした。

テスターでチェックしたので、少なくともケーブルは想定通りに通電しています。

Head側のトリガーパッドを外して、Rim側だけで叩くと想定通りRim音源を発音しました。
私は、電気回路はさっぱりですが、想定した配線だとちゃんとした回路になっていないんだと思います。


そもそも物理的に不可能なんでしょうか…。電気回路を勉強して出直しですかね。

2011年10月4日火曜日

電子ドラム 増設 失敗談 Roland TD-20X Yケーブルを使って1chに2パッドで入力したかった。

要はこういうことです。
使用したYケーブルはCLASSIC PRO/YSP221



回路図もどきだとこんな感じ。



TD-20Xはヘッドとリムでそれぞれ音色を割り当てることができます。
ですので、理屈上ではこの配線で2パッドで鳴らせると思ったのです。

しかし結果は敗北
ヘッド-ヘッド(上図赤線)のトリガーは受信していますが、リムに繋いでいる方のトリガー(青線)は反応がありませんでした。

同じRolandでも一部のモジュール(TD-6など?)や、Yamahaのモジュールでなら同方法で出来るみたいですが、TD-20Xではダメなようです。

続編 その2

2011年8月24日水曜日

Pearl M1330 ピッコロスネア レビュー

PearlのピッコロスネアM1330のレビューです。
  1. 軽快で抜けの良いサウンド
  2. 重量も軽く、持ち運びやすい
  3. 低価格帯なので初心者の1台目の選択肢としても
1. 軽快で抜けの良いサウンド

13*3インチというサイズからもお分かりの通り、ローは無いに等しく、相対的にハイが強調されたサウンドになっています。
強調されていると言ってもカンカンうるさい感じではなく、可愛らしい弾けた音という印象です。

やはり、(特にロックの)メインスネアとして使うのにはちょっとミドル・ローが足りないです。
ただ、歌モノなど、リズムを強調したくないような場合であれば、十分メインとしてもキャラクターを生かせると思います。


2. 重量も軽く、持ち運びやすい

演奏面とはまた別の話ですが。
メイプルで浅胴なだけあって、重量がかなり軽いです。
ソフトケースに入れて首からかけても、首が痛くなりません。
気軽にスネアを持ち運びたい時にありがたみを感じます。


3. 低価格帯なので初心者の1台目の選択肢としても 

メーカー希望小売価格が\31,500ですが、店頭だと大凡2万円台で買えます。
前述の通り、幅広くメインとして使うのは難しいですが、音質そのものはかなり良いです。
ですので、同価格帯の安物スチールスネアを買うより十分有用だと思います。

元々はサブ向けに作られているフシがあるので、2台目を買ったらこれをサイドスネアとして使うというのもアリでしょう。


余談
  • ナイロンワッシャーでより抜けが良くなりました。
  • 総じてコーテッドを使っていましたが、エンペラーだとタイトすぎたため、このスネアの場合はアンバサダーの方がよりらしいキャラクターを引き出せたと思います。


    2011年8月14日日曜日

    NETDUETTO ネットデュエット レビュー 環境 遅延 速度 使用感など

    NETDUETTO ネットデュエット レビュー
    http://www.y2lab.com/jp/technology/netduetto.html

    ドラマーの友人にお付き合いしてもらって、ネットデュエットを試験的に使ってみました。
    動作環境や使用感についてレビューします。


    ●演奏環境
    >私
    [楽器]電子ドラム
    [I/F]Audiogram6
    [回線]光
    [CPU]Core i7-2600 3.4GHz
    [OS]Windows7 64bit

    >友人
    [楽器]生ドラム(オーバーヘッド・ダイナミック型1本)
    [I/F]CI1
    [回線]光
    [CPU]Core i3 2.27GHz
    [OS]Windows7 32bit

    直線距離は150km程度で関東圏内。
    実行速度はレイテンシが送受信ともに30~40ms程度。
    最高とは言えませんが、そんなに悪くない数字です。


    ●環境について
    ・無線だとレイテンシが不安定で偶に100ms以上になる。
    ・また、安定時でも有線と比べるとレイテンシが5ms前後増えた感じ。
    ・ASIOドライバが古いと最高速が出ない。(アップデート前は50~60msだった)
    ・CPUはi3でも十分。要はバッファサイズが十分に下げられるだけの性能があればOK。
    (私はオーディオ設定での表示値で5msを、友人は2msを実現)
    ・Atom z540 1.86GHzではバッファサイズを十分に下げられなかった。
    (5msでは音飛びがあったので、17msに上げざるを得なかった)

    私の方がCPUが良いのにバッファサイズが友人の方が良いのはASIOドライバの違いによるもののようです。
    低遅延を実現するにはバッファサイズを下げるのが不可欠であるため、
    より低遅延を目指すのであればIF(ASIOドライバ)を吟味して選定する必要がありそうです。



    ●使用感
    ・ジャストのタイミングよりやはりずれが生じることがあるが、全く合わない訳でも無い。
    ・オケ(ガイド)無しで曲を演奏するのはちょっと難があるかも。
    ・逆にオケを流しながらなら、なんとなくセッションできている。
    ・ユニゾン的ではなく、掛け合い的な演奏ならレイテンシの影響が少なさそう。
    ・歌だけならレイテンシの影響がなさそう。
    一番演奏しやすそうな使い方としては、
    オケを流しつつ、ソロ回しを掛け合いでやっていくって感じだといいかもしれないです。
    また、簡単な曲の打ち合わせ程度なら十分有用そうです。


    導入について、こちらのサイト様を参考にさせてもらいました。
    http://vad.seesaa.net/article/179727896.html
    皆さんも、NETDUETTOどうですか。

    2011年6月14日火曜日

    電子ドラム 増設 Roland TD-3を使ってTD-20Xに増設する。

    TMC-6を使って増設する方法がDrummer Japan様で紹介されています
    私は、TD-20KX-S以前にTD-3KW-Sを購入していたので、TD-3をTMC-6の代わりにして増設してみました。
    パーカッション・パートを利用しているため、設定に制限がありますが、無事に増設できたのでその設定方法を紹介したいと思います。

    TMC-6で増設する方法と同じで、TD-3に接続したパッドでMIDI信号を送信し、TD-20Xのパーカッション・インストを鳴らします
    ですので、MIDIケーブルが1本必要です。

    設定の操作は、メーカ配布のマニュアルを参考にしてください。
    必要があればご用意ください。Rolandサポート 取扱説明書

    必要な設定
    TD-3
    1.  パッドのMIDIノート・ナンバーを変更する。
    TD-20X
    1. パーカッション・パートのMIDIチャンネルをCH10に変更する。
    2. TD-3で設定したMIDIノート・ナンバーにパーカッション・インストを設定する

    設定を行う前に、ケーブルを接続します。

    例えば、スネアのパッドをこの状態で叩くと、TD-20Xのスネアが鳴ります。
    鳴っていなければ接続系か音量を確認してみてください。



    TD-3の設定
    1.  パッドのMIDIノート・ナンバーを変更する。
    上記のようにスネアを叩くとTD-20Xのスネアが鳴るのは、TD-3が発信しているMIDIノート・ナンバーがTD-20Xのスネアトリガーに対応しているからです。
    TD-20Xのトリガーと重複したくなれけば、それ以外のナンバーを使う必要があります。

    まず、各々のモジュールに設定されているMIDIノート・ナンバーを確認します。
    (マニュアル参照 TD-3:page61 TD-20X:page139)

    TD-20XはMIDIノート・ナンバー22~59(除24, 54, 56)がトリガーに占有されているので、それ以外のナンバーを使います。
    変更の仕方は、マニュアルを参照ください。
    (TD-3:page60 パッドのMIDIノート・ナンバーを設定する)

    ちなみに私は、タム1~3をナンバー19~21に変更しました。

    なお変更すると、そのプリセットでトリガーが鳴らなくなるので、使わないプリセットで変更すると良いでしょう。


    TD-20Xの設定
    1. パーカッション・パートのMIDIチャンネルをCH10に変更する。
    TD-3は送受信するMIDIチャンネルが10固定なので(TD-3:page63)、TD-20Xのパーカッション・パートが受信するチャンネルも10に変更します。
    (TD-20X:page117 MIDIチャンネルを設定する)

    TD-3以外のモジュールで、MIDIチャンネルが可変であるなら、チャンネル10以外でも双方のMIDIチャンネルを合わせれば使えると思います。

     
    2. TD-3で設定したMIDIノート・ナンバーにパーカッション・インストを設定する
    (TD-20X:page74 パーカッション・セットを設定する)
    マニュアルに沿って「PERCUSSION SET EDIT」の画面までいって、パッドを叩けば対象のMIDIノート・ナンバーが選択されます。

    そこから、自分の使いたいパーカッション・インストを選択します。
    なお、パーカッション・セットは1~5までプリセットされているので、セット6を使うと良いでしょう。
    インスト毎の詳細設定はpage75を参考にしてください。



    設定はこれで以上です。
    確認していませんが、要は「MIDIチャンネルが10(ないし可変)で、各トリガーのMIDIノート・ナンバーが変更でき(ないしTD-20Xのトリガーと重複せず)、MIDI OUTがあるモジュール」であれば、同様の設定を行うことで増設が可能なのではないでしょうか。

    また、ハイハットコントローラFD-8も同様の手順で送信MIDIノート・ナンバーを変更することで、インストを割り当てることが出来ました。

    ただ、音は出たものの、元々のベロシティが著しく小さいためか、TD-3側の設定をいくら変更しても、演奏に対してちゃんと発音してくれませんでした。


    とあるサイトには「TMC-6を使えばFD-8もキックペダルとして使えるようにできる」、みたいなことが書いてあったのですが…。

    2011/10/04 追記。TD-3側のパッド・センシティビティーを最大値まで上げることで、一応使えるかなレベルまでにはなりました。
    ただ、FD-8のそもそもの仕様なのか、踏み込みの浅いところでは反応が今一で、しっかり踏み込んだところでないと音量が出ません。
    ベロシティ・カーブをLOUD2に設定してみても今一。



    注釈:マニュアルを熟読したつもりですが、MIDIの知識は疎いので所々用語が間違っているかもしれません。ご容赦頂きたく。



    ROLAND V-Drums TD-20KX-S Roland TRIGGER MIDI CONVERTER TMC-6


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    2011年6月13日月曜日

    電子ドラム 互換 Yamaha DTX-MULTI 12をRolandのトリガーパッドで使ってみる

    逆はこちら。

    RolandとYamahaの電子ドラムのトリガーパッドに互換性があるか、タイトルの通り検証してみました。

    【注意】この検証は動作の完全性・安全性を保証しません。ご利用は自己責任でお願いします。

    ■ 方法
    Yamaha DTX-MULTI 12の空きトリガー入力端子(FOOT SW/HH CTRL/13~17)に、
    Roland TD-3KW-S と TD-20KX-Sのトリガーパッドをそれぞれ付けて反応があるか検証した。

    また、13と14/15(16/17)については、Yケーブル(Fig.1 CLASSIC PRO/YSP221)を使い、同じトリガーパッドを2つ使う検証も行った。

    Fig.1 Yケーブルを利用

    なお、著者はYamahaのトリガーパッドを持っていないため、それとの比較は出来なかった。
    そのため、感受性や音量の再現性など細かい部分は無視しており、反応の有無だけを結果とする

    ■ 結果
    結果は表の通り。要約すると

    • モノラルとしてなら一応反応する。 (リム側は反応しない)
    • RolandのハイハットコントローラはYamaha DTX-MULTI 12では反応しない。



    DTX-MULTI 12


    Foot SW HH CTRL 13 Yケーブル使用 14/15 (16/17) Yケーブル使用
    TD-3KW-S PDX-8 × ×
    PD-8
    KD-8 × ×
    CY-8
    CY-5
    FD-8 × × × × × ×
    TD-20KX-S PD-125XS × ×
    KD-140 × ×
    CY-15R-SV
    >Edge
    CY-14C-SV
    VH-12-SV
    >CTRL × × × × × ×









    ○:ステレオ(2トリガー)で反応する
    ●:一応2トリガーで反応するが、反応が甘い
    △:モノラル(1トリガー)で反応する
    ×:全く反応しない

    □ 備考
    • クレッシェンドは一応出来る。(ダイナミクスが反映される)
    • DTX-MULTI 12のプリセットと比べると、Rolandのパッドでは若干音量が落ちている気がする。
    なので、Rolandのパッドトリガーでも、こういうセットが一応使える。
    ■ 結論
    Yamahaの3ゾーンには対応していないものの、モノラルパッド(1トリガー)としてなら、一応音は出るようです。
    ただ、私がDTX-MULTI 12を購入する際に、Rolandのパッドトリガーで互換性があるかどうか楽器店員さんに伺いましたが「使えない」と回答されました。詰まる所、メーカ側はこんなこと保証していないということでしょう。この検証を行った私も保証しません。応急処置的に使うのであればともかく、理由がない限りは純正品を使うべきです。

    Roland TD-4K2-S ローランド純正ドラムイス+キックペダル付きスタートパックDAPオリジナルセット ROLAND V-Drums TD-20KX-S YAMAHA エレクトリックパーカッションパッド DTX-MULTI12



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    2011年6月4日土曜日

    ドラムを始めよう ドラム for ビギナー 初心者

    ドラムを始めて見たい…でも何からしたらいいか分からない。
    そんな悩めるあなたにお送りします。
    さしあたってやることは次の3つです。

    1. ドラム用のスティックを買う
    2. スコア(楽譜)を買う
    3. 基本のリズムを練習する
    1. ドラム用のスティックを買う

    楽器屋さんに行って、ドラム用のスティックを買います。
    私がおすすめする唯一のポイントは「太すぎないこと」です。太いととたんに操作しにくくなります。
    自分の体格によって適当なサイズは異なりますが、太さ14~15mmが適当だと思います(殆どの商品が太さ・長さを表示しています)。
    触ってみてなんとなく感触を確かめ、自分に合うだろうスティックをチョイスします。

    迷ったら自分の気になるドラマーが使っているスティックとかで良いです。
    結局の所消耗品ですし、何回も買い換えるつもりで。

    他の機材(練習台・メトロノームなど)もあるとベターですが、とりあえず座布団でも叩いていれば十分です。

    Pearl 110H Pearl TPX-10 Dr.Beat DB-30
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    2. スコア(楽譜)を買う

    ドラムを始めたいということは、一曲はやりたい曲があるかと思います。
    まずはそのスコアを入手します。
    逆に、販売されているスコアから、初めにやる曲を選択するとベターでしょう。

    やりたい曲のスコアが無いという場合もあると思います。
    そういう曲はとりあえず端に置いておきます。
    いきなり採譜(耳コピー)から始めるのは大変です(無理とは思いませんが、かなりの熱意が無いと出来ないかと)。

    1曲単位・アルバム単位などで売っています。
    また、バンド形式か弾き語り形式で売られていることが大半なので、バンド形式のものを買います。
    オフィシャル製の方が原曲に忠実らしいですが、とりあえずは何でも良いでしょう。

    可能であれば、
    • テンポが速い曲(bpm200オーバーは結構厳しいかと)
    • ドラムの手数が多い曲(ジャンル的にはFusion, Progressiveなど?)
    は避けます。単純に、ビギナーには難しいはずなので。

    また、最初は完コピ(楽譜通り)にする必要はないと考えます。どんな形でも一曲通せることのほうが大切です。
    ドラムはメロディ楽器(ギターなど)より自由度があります。なので、難しいところはとりあえず簡単なフレーズにアレンジしておくのが1つの手です。
    (ただし、これをあまりやり過ぎると成長できなくなってしまうので、バランスを考えつつで。)

    "バンドスコア" searched by amazon



    3. 基本のリズムを練習する

    事、Jazzを除くジャンルでは「8ビート」(Jazzでは4ビート)というのが基本になってきます。
    これのスタンダードなフレーズをいくつか出来れば、極論大概の曲は合わせることが可能です。
    財布に余裕があれば、ドラムの基礎教本を購入してルーディメンツをやるとベターでしょう。

    基本のリズムが出来るようになったら、次はスコアを見つつ好きな曲にトライしてみてください。

    是非、バンドにもトライしてみてください。
    一人で叩くのとは違った世界が見えます。

    新・ドラマーのための全知識 (全知識シリーズ)


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    2011年5月31日火曜日

    Pearl P-2002B ツインペダル レビュー

    Pearl P-2002B

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    PearlのツインペダルP-2002Bのレビューです。
    1. 踏み心地が軽い
    2. 幅広いセッティングが可能
    3. ケースの使い勝手が良い
    1. 踏み心地が軽い

    軽いほうが好きな人、ファストな曲を踏みたい人にはオススメです。
    軽さで有名なペダルにAxisがあります。あれは極端な軽さで、使い手や場面を選びますが、P-2002Bには踏みやすい適度な重さがあります。
    DWの9002PC(チェーン時)より軽いです。

    余談ですが、ドラムをまともにやった事が無いバンド仲間に私のP-2002Bを踏ませたところ、「お前のペダルは踏みやすいな」と言われたことがあります。
    無論、踏みやすさは個人によって違いがあるかと思いますが、未経験者でも自然に踏むことが出来るペダルなのではと思います。

    2. 幅広いセッティングが可能

    特に大きいのは、カムが自由に変更できる点です。カムの変更で、ダイナミックレンジや踏み心地を容易に変更できます。
    これ一台で幅広い音楽に対応できると言えるでしょう。

    私はベルト+赤カムで固定しています。
    カムの変更が必要になるほど、複数ジャンルの音楽を経験していないからです。
    また、経験が浅かったときに失敗したのは、セッティングをちょくちょく変えていたことです。
    フレーズが思い通りに踏めなかったため、セッティングを試験的に色々変えていましたが、これは自分が出来ないのをセッティングのせいにしていることと同義でした。
    セッティングの熟考は、1つのセッティングで踏めるようにまで練習してからの方が良いです。
    なおオススメは、アングル以外は工場出荷時(デフォルト:ベルト+赤カム/チェーン+黒カム)が良いかと思います。

    3. ケースの使い勝手が良い

    店頭で買えば多くは付いてくるであろうペダルケース、Pearl EPB-2が非常に使い勝手が良いです。
    収納力に優れ、ペダル以外にスプラッシュ用シンバルスタンド・スプラッシュシンバル・スティック・譜面・タオル・着替え・予備用部品などを一度に収めることが出来ます。
    セミハードタイプであるため、キャリーカートで他の機材と一緒に積むのも容易。
    ストラップも付いているので、それだけで持ち運ぶのも ラクラクです。

    私はDW 9002PCも持っていますが、ケースだけはPearl EPB-2を使っています。
    P-2002Bをしまうのと同様に使えています。

    チェーンタイプのP-2002Cもどうぞ。

    Pearl P-2002C

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