2011年8月14日日曜日

NETDUETTO ネットデュエット レビュー 環境 遅延 速度 使用感など

NETDUETTO ネットデュエット レビュー
http://www.y2lab.com/jp/technology/netduetto.html

ドラマーの友人にお付き合いしてもらって、ネットデュエットを試験的に使ってみました。
動作環境や使用感についてレビューします。


●演奏環境
>私
[楽器]電子ドラム
[I/F]Audiogram6
[回線]光
[CPU]Core i7-2600 3.4GHz
[OS]Windows7 64bit

>友人
[楽器]生ドラム(オーバーヘッド・ダイナミック型1本)
[I/F]CI1
[回線]光
[CPU]Core i3 2.27GHz
[OS]Windows7 32bit

直線距離は150km程度で関東圏内。
実行速度はレイテンシが送受信ともに30~40ms程度。
最高とは言えませんが、そんなに悪くない数字です。


●環境について
・無線だとレイテンシが不安定で偶に100ms以上になる。
・また、安定時でも有線と比べるとレイテンシが5ms前後増えた感じ。
・ASIOドライバが古いと最高速が出ない。(アップデート前は50~60msだった)
・CPUはi3でも十分。要はバッファサイズが十分に下げられるだけの性能があればOK。
(私はオーディオ設定での表示値で5msを、友人は2msを実現)
・Atom z540 1.86GHzではバッファサイズを十分に下げられなかった。
(5msでは音飛びがあったので、17msに上げざるを得なかった)

私の方がCPUが良いのにバッファサイズが友人の方が良いのはASIOドライバの違いによるもののようです。
低遅延を実現するにはバッファサイズを下げるのが不可欠であるため、
より低遅延を目指すのであればIF(ASIOドライバ)を吟味して選定する必要がありそうです。



●使用感
・ジャストのタイミングよりやはりずれが生じることがあるが、全く合わない訳でも無い。
・オケ(ガイド)無しで曲を演奏するのはちょっと難があるかも。
・逆にオケを流しながらなら、なんとなくセッションできている。
・ユニゾン的ではなく、掛け合い的な演奏ならレイテンシの影響が少なさそう。
・歌だけならレイテンシの影響がなさそう。
一番演奏しやすそうな使い方としては、
オケを流しつつ、ソロ回しを掛け合いでやっていくって感じだといいかもしれないです。
また、簡単な曲の打ち合わせ程度なら十分有用そうです。


導入について、こちらのサイト様を参考にさせてもらいました。
http://vad.seesaa.net/article/179727896.html
皆さんも、NETDUETTOどうですか。

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